iサイクル2取引の始め方3方式の違い|決める項目が変わる|2026年9月版
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同じiサイクル2取引でも、入り口が3つあります。外為オンラインの公式ページは「はじめ方は3通り」として、ランキング方式・マトリクス方式・ボラティリティ方式を並べています。3つの違いは注文の中身ではなく、自分でどこまで決めるか。そして資金に効く項目は2つです。①想定変動幅、②ポジション間隔。この2つがポジション数を決め、ポジション数が必要資金を決めます。順番に見ていきます。
そもそもiサイクル2取引は何をしているのか?
値幅を決めて、その中で新規注文と利益確定の決済注文を繰り返す仕組みです。特徴は、その値幅が相場についていくこと。公式の説明では「相場の変動に追従しながら利益を追求していきます」とされ、「相場トレンドの変動にも対応するため、2〜3ヶ月程度の中長期的なご利用におすすめします」と添えられています。
追従の中身はトレンド機能です。公式の記載では、システムがトレンドを見極めて自動的に売り/買いを判断します。取引開始時に買注文か売注文かを判断し、トレンドの転換点にあわせて自動で反転させながら取引を続ける。つまり、方向を人が決めなくても動きます。
ここが後の話に効いてくる部分です。方向を任せられるぶん、人が決める項目は「どこからどこまでの範囲で」「どれくらいの密度で」の2つに寄っていきます。
なお、iサイクル2取引そのものの概要と、口座開設から使い始めるまでの手順は外為オンラインの自動売買「iサイクル2取引」入門にまとめてあります。この記事が扱うのは、そこから一段入った「設定の選び分け」です。
始め方は3通り。選ぶのは「どこまで自分で決めるか」
ランキング方式・マトリクス方式・ボラティリティ方式の3つです。この順番で、自分で決める項目が増えていきます。逆に言えば、決めたい項目がない人ほど前のほうを選べばいい。
①ランキング方式:選ぶだけで始まる
公式の説明は「利益の高い注文方法をランキング。資金や好みに応じて選ぶだけではじめられます」。決めるのは、並んだ候補のどれにするかだけです。
注意したいのは、ランキングが未来の順位ではないこと。過去の結果を並べたものを見て選ぶ形になります。上位のものが次も上位である保証はありません。ストラテジーの中身がどこまで読めるかは別記事で扱いましたが、選択型の自動売買は「中身が全部見える」前提では設計されていません。
②マトリクス方式:バランスを見て選ぶ
「ひと目でリスクのバランスがわかる取引画面で、初心者の方でも簡単にはじめられます」と説明されています。ランキングが1列に並ぶのに対して、こちらは表で比べる形です。
比べる軸がある、というのが実質的な違いになります。同じ「選ぶだけ」でも、選んだ結果がどちら寄り(多く持つ/少なく持つ)なのかが画面の上で見える。ここで見ている軸が、次の章の想定変動幅とポジション間隔です。
③ボラティリティ方式:自分で決める
「想定変動幅やポジション方向など簡単な設定で自分好みの自動売買がはじめられます」。3つのうち、幅と方向を自分で設定すると公式が明記しているのはこの方式です。
自由度が上がると、資金計算の責任もこちらに来ます。幅を広げれば持つポジションが増える。増えれば必要な資金も増える。この関係を分かったうえで触る方式です。
| 方式 | 公式の説明 | 自分で決めるもの |
|---|---|---|
| ランキング方式 | 利益の高い注文方法をランキング。資金や好みに応じて選ぶだけではじめられます | 候補の選択 |
| マトリクス方式 | ひと目でリスクのバランスがわかる取引画面で、初心者の方でも簡単にはじめられます | 候補の選択(バランスを見ながら) |
| ボラティリティ方式 | 想定変動幅やポジション方向など簡単な設定で自分好みの自動売買がはじめられます | 想定変動幅・ポジション方向など |
想定変動幅とポジション間隔が、必要資金を決める
公式は2つの言葉を分けて定義しています。想定変動幅は「注文を仕掛ける範囲のこと」、ポジション間隔は「ポジション同士の間隔のこと」。範囲と密度、と読み替えると混ざりません。
幅と間隔が動くと、ポジション数が動く
効き方について、公式の記載は明確です。ポジション間隔が同じ場合、想定変動幅が広くなるとポジション数が増え、狭くなるとポジション数は減ります。想定変動幅が同じ場合、ポジション間隔が狭くなるとポジション数が増え、広くなると減ります。
そして必要資金を決めているのは、このポジション数です。公式の書き方はこうです。想定変動幅が広くポジション間隔が小さいときは「ポジション数が増えるため、必要資金は大きくなります。また、利益(または損失)が発生する機会が増えます」。逆に幅が狭く間隔が大きいときは「ポジション数が減るため、必要資金は小さくなります。また、利益(または損失)が発生する機会が減ります」。
利益と損失が同じ文の中で並んでいるのがポイントです。機会が増えるというのは、両方向に増えるという意味で書かれています。
| 設定 | ポジション数 | 必要資金 | 利益(または損失)の機会 |
|---|---|---|---|
| 想定変動幅:広い / ポジション間隔:小さい | 増える | 大きくなる | 増える |
| 想定変動幅:狭い / ポジション間隔:大きい | 減る | 小さくなる | 減る |
ポジション1本あたりから逆算すると桁が見える
必要資金の桁を掴むだけなら掛け算で足ります。個人の必要証拠金は制度上「お取引額の4%相当」。米ドル/円が150円のとき、1万通貨の取引額は150万円なので、その4%は6万円です。miniコースの1,000通貨単位なら1/10で6,000円。
ここにポジション数を掛けます。1,000通貨で10本持つ設計なら6万円、20本なら12万円。幅と間隔が決めているのはこの「本数」で、本数が決まれば資金の桁も決まる、という順番です。比較表にある「10〜30万円以上推奨」という参考値も、この掛け算の結果として眺めると位置が分かります。
ただし、これは建てるための最低ラインにすぎません。含み損に耐える余力は別に要ります。レートが動けば必要証拠金の額も動きます。実際の数字は稼働前に口座の画面で確認してください。
ランキング方式やマトリクス方式で「選ぶだけ」だったとしても、選んだ先ではこの計算が動いています。画面に出ている必要資金が何で決まっているのかを知っているかどうかで、候補の見え方が変わります。
サイクル2取引とは何が違うのか?
値幅が動くか、動かないかです。公式のよくあるご質問では、サイクル2取引は「あらかじめ指定した変動幅で注文を繰り返して、変動幅から相場が外れた場合、利益を逸する可能性がある一方」、iサイクル2取引は「あらかじめ指定した変動幅が相場の上昇、下落に合わせて自動追従し注文を繰り返す為、より利益を追求することが期待できる注文方法です」と説明されています。
比較表では、損切りの扱いも分かれています。iサイクル2取引は「あり」、サイクル2取引は「なし」。必要資金の参考値と推奨期間も別物として並んでいます。
| 項目 | iサイクル2取引 | サイクル2取引 |
|---|---|---|
| 特徴 | 相場変動に追従しながら取引を繰り返す | あらかじめ設定した範囲で取引を繰り返す |
| 利益チャンス | 相場変動に追従して利益を狙う | 相場に対して限定的 |
| 損切り | あり | なし |
| 必要資金(参考) | 10〜30万円以上推奨 | 1万円程度から可能(通貨ペアや取引量による) |
| 推奨取引期間 | 中長期(2〜3ヶ月程度) | 短期(1週間〜1ヶ月程度) |
サイクル2取引の側には「リスク軽減値」という設定もあります。設定するとポジションの間隔が階段状に広がり、ポジション数が減る仕組みです。公式が挙げている例は、想定変動幅を500pips、ポジション間隔は50の場合。設定しない場合に比べてリスクが軽減される、という説明が添えられています。もう1つ「ワイド方式」があり、こちらは中心レートを決めて売りと買いの両方を取引する形です。
このサイクル2取引の説明が並ぶ範囲には、見出し「3つの設定で、注文テンプレートをシステムがご提案」の節も置かれています。中身は「3つの設定で、最大ポジション数、注文ターゲットレート、利食いレートの注文テンプレートを表示」し、そのテンプレートを元に任意の設定へカスタマイズできる、というもの。iサイクル2取引側のボラティリティ方式の説明としては書かれていないので、混ぜずに読んでください。
必要資金は公式が「参考」と明記している値です。「資金は参考としての推奨金額です。実際の取引量により変わりますのでお客様ご自身の判断でお取引をお願いします」という注記が同じページに付いています。推奨取引期間についても「参考期間です。最適な取引期間は相場状況により変わります」とされています。
期間の目安はもう1か所に出てきます。iサイクル2取引の説明の中に「まずは60日間、継続しましょう」という見出しがあり、続けて「目安として2〜3ヶ月程度、継続することをおすすめします」。上下する相場の動きを捉えるには時間が要る、という理屈で書かれています。
コースと手数料はどうなっているのか
コースは4つあり、公式は「ルールの異なるコースに加え、miniコースをご用意」と書いています。すべてのコースでiサイクル2取引とサイクル2取引が使えます。「どのコースでも自動売買・裁量取引がご利用いただけます」とも併記されていて、自動売買専用のコースを選ぶ話ではありません。コース選びは、必要資金とロスカットのルールの話です。
miniコースは「取引通貨数が1,000通貨単位となり、通常に比べて1/10の資金でお取引が可能」。L25Rコースについては「ロスカットや証拠金判定のしくみがシンプルなため、初心者の方におすすめ」と説明されています。ロスカット値そのものは、同じ節に2つの記載が並ぶ形です。片方は「取引証拠金の100%」で「という点を注意すればよいシンプルなルール。はじめての方にわかりやすいコースです」、もう片方は「取引証拠金の20%」で「より多くの資金が活用可能。毎朝、必要な資金の有無が判定されます」。公式はこの2つにコース名のラベルを付けていないので、自分が開く口座がどちらなのかは申込画面で確認してください。
手数料は口座のコースで変わります。公式サイトの記載では「取引コースにより1000通貨コースが1ロットあたり片道0円〜20円(税込)、1万通貨コースが1ロットあたり片道0円〜200円(税込)」。この「0円」は裁量の注文のことで、公式の取引手数料一覧ではクイック注文・指値注文・逆指値注文・IFD注文が全通貨ペア0円、iサイクル2取引・サイクル2取引はいずれも1,000通貨あたり20円(税込・南アフリカランド/円・メキシコペソ/円のみ10,000通貨あたり20円)。1万通貨コースなら片道200円で、しかも公式は「新規及び決済取引のそれぞれに取引手数料が発生します」としているため、1往復では400円かかります。徴収は「新規注文約定時毎(繰り返される注文を含む)に新規手数料と決済手数料を合わせて」行うと公式にあり、決済を待たず新規約定の時点で往復分が引かれます。そのうえで、新規口座開設完了日から90日間、iサイクル2取引・サイクル2取引の手数料を無料とする案内が出ています。ここで注意書きが付いていて、「口座開設完了日とは、当社でのお手続きが完了した日を指します。お客様がログインIDを受け取った日や、ログインした日ではありません」。90日の起点は自分がログインした日ではない、ということです。
必要証拠金は制度側で決まります。個人の場合は「お取引額の4%相当」で、「証拠金の25倍までのお取引が可能」。この4%はロスカットが損失の上限にならない話とつながる数字です。
初心者がやりがちな失敗は?
多いのは、方式選びに時間をかけて、幅と間隔を見ないまま走らせることです。3方式の違いは入り口の違いでしかなく、動き出したあとの資金は幅と間隔で決まります。
- ランキングの上位を「次も強い」と読む:並んでいるのは選ぶための材料で、将来の順位ではありません。
- 幅を広げれば有利だと思う:幅が広がるとポジション数が増え、必要資金も増えます。利益の機会と同時に損失の機会も増えると公式が書いています。
- 損切りの有無を混同する:比較表ではiサイクル2取引が「あり」、サイクル2取引が「なし」です。同じ自動売買でも扱いが違います。
- 90日の起点を勘違いする:口座開設完了日は、ログインIDを受け取った日でもログインした日でもないと明記されています。
- 短期で判断する:公式の目安は60日間、さらに2〜3ヶ月程度です。数日の結果で仕組みの良し悪しを決める設計にはなっていません。
- 範囲を外れたときの挙動を知らない:注意事項には、損失方向へ設定した値幅の範囲を超えて推移した場合、損決済注文の約定と同時に新規注文が発注されると書かれています。止まるのではなく、続くという記載です。
3方式のどれを選んでも、確認する画面は同じところに行き着きます。想定変動幅と、ポジション間隔と、その結果の必要資金。この3つが並んでいる画面を見てから稼働ボタンを押す。順番としては、そこだけ崩さないことをおすすめします。
方式を選ぶ前に、紙でもメモでもいいので3つ書き出す。①出せる資金、②その資金で許せる想定変動幅、③ポジション間隔。この3つが決まっていれば、ランキングでもマトリクスでも判断できます。自動売買を稼働させる前の共通チェックは自動売買の想定レンジの見方3つにまとめています。
よくある質問(FAQ)
Q. iサイクル2取引の始め方は何通りありますか?
公式ページでは「はじめ方は3通り」として、ランキング方式・マトリクス方式・ボラティリティ方式が挙げられています。注文の仕組みが3種類あるわけではなく、設定に入る入り口が3つある形です。
Q. 想定変動幅とポジション間隔は何が違いますか?
想定変動幅は「注文を仕掛ける範囲のこと」、ポジション間隔は「ポジション同士の間隔のこと」と定義されています。幅が広がるとポジション数は増え、間隔が狭まるとポジション数は増えます。どちらもポジション数を経由して必要資金に効く、という順番です。
Q. iサイクル2取引とサイクル2取引はどちらが少額で始められますか?
公式の比較表では、必要資金の参考としてiサイクル2取引が10〜30万円以上推奨、サイクル2取引が1万円程度から可能(通貨ペアや取引量による)と記載されています。いずれも参考値で、実際の取引量により変わるという注記付きです。
Q. 自動売買の手数料は無料ですか?
新規口座開設完了日から90日間、iサイクル2取引・サイクル2取引の手数料を無料とする案内が出ています。無料期間の後は、公式の取引手数料一覧でiサイクル2取引・サイクル2取引がいずれも1,000通貨あたり20円(税込)とされ、新規と決済のそれぞれに発生します。1万通貨なら片道200円ですが、南アフリカランド/円・メキシコペソ/円は10,000通貨あたり20円です。クイック注文・指値注文・逆指値注文・IFD注文といった裁量の注文は0円です。
Q. 始めるのに新しい口座は必要ですか?
公式のよくあるご質問では「いいえ、新しい口座は必要ありません」とされています。既存の口座から、注文種類でiサイクル2取引またはサイクル2取引を選ぶ形です。
Q. どのくらいの期間、動かせばいいですか?
見出しに「まずは60日間、継続しましょう」とあり、目安として2〜3ヶ月程度の継続がすすめられています。ただし推奨取引期間は参考期間で、最適な期間は相場状況により変わるという但し書き付きです。
Q. 設定が分からないとき、どこに聞けますか?
公式サイトにはカスタマーサポートの電話番号として0120-465-104が案内されています。受付は9:00〜17:00、土日年末年始を除く。問い合わせフォームからの質問は2〜3営業日以内に回答する、と記載されています。会員向けには、セミナー講師が取引画面を見ながら1対1で対応するオンラインサポートも案内されています。
Q. どのコースでも自動売買は使えますか?
公式には「すべてのコースでiサイクル2取引™とサイクル2取引™が使えます」と書かれています。コースによって変わるのは、必要な資金とルール(ロスカット値や証拠金判定)です。
- 一次情報:
- 外為オンライン「iサイクル2取引™・サイクル2取引™」(はじめ方3通り、想定変動幅・ポジション間隔の定義と必要資金の関係、トレンド機能、4つのコースとロスカット値、90日間の手数料無料、取引手数料の徴収タイミング、比較表の必要資金・推奨取引期間、注意事項/2026年9月14日確認)
- 外為オンライン 公式サイト(取引手数料 1000通貨コース片道0円〜20円・1万通貨コース片道0円〜200円、必要証拠金は取引額の4%相当・25倍まで、ロスカットに関する注記/2026年9月14日確認)
- 外為オンライン「取引手数料」(クイック・指値・逆指値・IFD注文は全通貨ペア0円、iサイクル2取引・サイクル2取引は1,000通貨あたり20円/南アフリカランド/円・メキシコペソ/円は10,000通貨あたり、新規及び決済取引のそれぞれに発生/公式ページの更新日は2021年3月1日、2026年9月14日確認)
最終更新:2026年9月14日